2009年11月25日

交渉するということ〜モノの見方〜

世界各国で使われる地図が異なるというのは
よく聞く話だと思う。

どの見方が正しいというよりも、
いろいろな見方があり、自分たちがなぜその見方をしているのか
を考える必要がある。

これは「交渉」という側面での2つのポイントを示しており、
@自分と相手がなぜそういう見方をするのかを理解しないと議論できないということ
A「色々な価値観がありますね」は解決ではないということ
が挙げられる。

@については、
相手への理解がなければ交渉は成り立たないという原則に立つ。

Aについては、
「すり合わせ」という交渉の目的を忘れてはならないということ。

加えて、上記ポイントを押さえなければ、
自分の主張とかけ離れた結論が出される恐れがある。

主張の根拠と、すり合わせの結論をどこに設定するかを忘れた議論は、
往々にして無意味であるし、
最悪のケース(外交ではよくあることだが)では、
気をよく主張していても相手の思惑にはまってしまうことがある。


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日本の仏教寺院を大切にしなければいけないと考えている日本人がいる。

そこに価値観の違う「A」がやってきて、
なぜ仏教寺院が大事なのか?と尋ねる。

日本人は答えられない。

「A」がそんなに大事なら、仏教寺院の仏像を持ち出して、
自宅で保管したらどうか?と提案する。

日本人は競って仏像を手に取り、自宅へ持ち帰った。
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こんなふうにならないように。


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2009年11月24日

日本のモノ作りはどこに向かうべきか?〜その2〜

技術の進歩は凄まじい。
昨日は1つ作ることも難しいものが、
明日には量産体制に入っている。

それに対する戦略は様々な要素が絡み合う。
技術を生み出す力
上流生産物シェア(素材など)
下流生産物シェア(最終生産財)

その中でいくつかの重要な出来事があるが、
ひとつは技術の標準化だと思う。
複数の規格がシェアを競いながら技術を向上させ、
一定の時期になると規格を統一し「標準化」を行う。

ここでは、シェアや量産体制の可否などが影響してくる。
この場合、結果的に高付加価値生産に絞って戦略を組み立てることは難しいし、
安価な量産体制だけでも乗り切れない。

今の体制を軸に、ゼロから技術を生み出す挑戦をするべきではないか。
宇宙・航空機産業がイメージしやすいと思う。
また、すでに一般的なものになったインターネットやGPSも同様だ。
技術が生まれるその舞台に日本がいなければ、
攻める経済には展開できない。

仕組み作りの先頭に立つこと。
これが「技術力が世界一でなければならない」理由だと思う。
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2009年11月23日

日本のモノ作りはどこに向かうべきか?〜その1〜

本当はゼロから生み出す技術力を求めていくべきだと思う。

現在の日本の立ち位置は、
高付加価値商品の生産と、量産体制技術の主導との
2つに集約できると思う。

高付加価値商品の生産とは、
日本人労働者の賃金(高い給料)を払ってでもペイできる商品をつくるということ。
これが、結果的には高付加価値商品を作ることになる。
日本でつくる意義のあるものと言い換えることができるだろうか。

そして量産体制技術の主導とは、
世界のどこかで技術革新が起こったとき、
それを低コストで量産体制を作る技術で経済をリードするということ。


生産体制で以下のように経済を切り分けるとしたら、
日本はどこを目指すべきか?

@0→1をつくること
A1→100を可能にすること
B100→10000体制で生産すること

現在の立ち位置は、
Aに「付加価値」を追加してを自国内で、
Bを日本メーカーが現地で行っている。

確かに軸はここに置くのが普通だと思われる。
しかし、技術は「標準化」というフェーズを迎える。
この段階では、いままでAで可能だったことも国内では難しくなる。
(つづく)
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